日本橋兜町に文化と感性が交差する「CASICA KABUTOCHO」誕生

2025/08/31 文:Meadow編集部

「CASICA KABUTOCHO」

東京・新木場にある複合施設「CASICA」の2号店、「CASICA KABUTOCHO」が、日本橋兜町にオープンした。

「CASICA」は2017年に開業し、“生きた時間と空間を可視化する”をコンセプトに、多様な時代や地域、人々が生み出すモノゴトを集め、未知の感覚を可視化する“コンプレックス・スペース”として、ジャンルを超えたセレクトと編集を行ってきた。

東京・新木場にある複合施設「CASICA」


今回オープンした「CASICA KABUTOCHO」では、 “アジアの中の東京”をテーマに掲げ、東京の洗練されたスピード感と、台湾・中国・タイなど多様なアジア文化を再編集。金融街としての歴史と風格を残しつつ、アートやデザイン、食といった新たな文化が芽吹き始めている兜町に、日常の中で感性を磨く“文化の交差点”が加わった。

店内には、ショップとレストランを併設。ショップ「CASICA」には、アジア各地の暮らしに根ざした雑貨からアート作品まで幅広くラインナップ。レストラン「可視化飯店」では、食・モノ・人が交わることで生まれる新しい価値を‟可視化”する。


ショップ「CASICA」— 暮らしの風景を旅するプロダクト

兜町に新たな息吹をもたらすショップには、アジア各地の暮らしから生まれた雑貨や家具、食器が並ぶ。雲南省のれんげ、ミャンマーの漆器、インドの石皿、タイのかご、ラオスの円卓まで、路地裏の荒物屋で出会うような小物から、アーティストによる作品やアートピース、日本人作家による「CASICA」のために作られたオリジナル茶器など、唯一無二のセレクトだ。

ショップ「CASICA」


レストラン「可視化飯店」— アジアを横断する味わい

「可視化飯店」は、日本を含むアジア全域を一つの“大陸”とみなし、「Cross Continental Cuisine=大陸を横断する食」を掲げるレストラン。中華圏にルーツを持つ蒸し料理を中心に、ランチ・喫茶・ディナーを時間帯にあわせた多彩な表情で提供する。

レストラン「可視化飯店」

ランチタイムは、「旬野菜の薬膳カレー」をはじめ、野菜たっぷりでボリューム満点の「野菜饅と点心セット」など、仕事の合間にもクイックに食べて整えられるメニューをラインナップ。

肉燥飯(ローザオファン) ¥1,300

野菜饅と点心 ¥1,650

喫茶タイムは、希少な阿里山茶をはじめ、台湾の茶人・謝小曼氏が監修する台湾茶を中心とした4種の茶葉を揃える。香りや余韻を味わいながら、都市のリズムに“余白”とくつろぎのひとときを提供する。

喫茶セット ¥2,800~

ディナーは、点心や蒸し料理、小皿、メインディッシュまで約40種類以上を揃え、ナチュラルワインや紹興酒をあわせながら、賑やかな夜の時間を演出する。

仲式土鍋麻婆豆腐 ¥1,300

焼き茄子とトマトの発酵海老醤和え ¥700


文化と食が静かに交差する新たな風景を生み出した「CASICA KABUTOCHO」。まだ見ぬワクワクを‟可視化”しながら新たな感性に触れてみては。


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