ロンドン発!世界のクリエイターが集うメンバーズクラブ「Soho House」が日本上陸
2026/04/15 文・Meadow編集部
Soho House Tokyo
2026年4月、東京・青山に「Soho House」が誕生した。
「Soho House」とは、1995年に英国・ロンドンで創業したメンバーズクラブ。現在はパリやニューヨーク、バルセロナ、香港など、世界23の都市で50拠点を構え、ファッション、デザイン、アートをはじめとするクリエイティブ分野に携わる人々が集う、ユニークなコミュニティを展開する。
「Soho House」が掲げる“Home Away from Home”
「Soho House」が掲げるのは、“Home Away from Home”。それは“もうひとつの家”を意味し、メンバーが肩の力を抜いてくつろげる居場所を提供する。
エレベーターの先に広がる螺旋階段
“ハウス”と呼ばれる拠点には、ラウンジやレストラン、バー、ウェルネススタジオ、シアタールームなどを併設。メンバーはこれらの施設を自由に利用できる。また、著名アーティストによるトークセッションやDJライブ、ウェルネスワークアウトなど、年間を通じて多彩なイベントも開催され、専用アプリを通じて世界各地のプログラムに参加することも可能だ。
メンバーになるには、“クリエイティブコミュニティの一員”であることを前提に、既存メンバーの推薦と運営チームによる審査を通過する必要がある。こうした仕組みのもと、年齢や国籍、バックグラウンドの異なる様々な人々が集い、肩書にとらわれずフラットに交われる環境が整えられている。
ヴィンテージ家具が広がる空間では、家のようにくつろげる環境を提供する。
各拠点にはメンバーシップを担当するチームがあり、そのチームが「Soho House」の価値観を深く理解しながら、それぞれの都市の文化に寄り添ったコミュニティを築いている。こうした体制も、多様なメンバーが安心して交われるコミュニティの土台となっている。
「Soho House」が提案する、新しい一日の過ごし方
「Soho House」が出版している本『Morning, Noon, Night: A Way of Living』でも紹介されているが、「Soho House」が目指しているのは、朝起きてから眠りにつくまで、生活のあらゆるシーンがシームレスにつながる場所であること。
例えば、午前中は朝食を食べ、ジムでからだを動かしてから仕事に向かう。ランチを食べた後は本を読んだり空を眺めながらプールでくつろぎ、日没後は仲間とともにイベントに参加したり、食事やカクテルを楽しむ。そうした時間のなかで、「オンとオフ」「仕事と遊び」がゆるやかに溶け合っていく。
「Soho House」が提供するのは、単なる場所ではなく、時間の境界にとらわれない、一日の新しいかたちである。
ルーフトッププールからは、東京の街を眺められる。
東京・青山に誕生した「Soho House Tokyo」
アジアのフラッグシップとして開業した「Soho House Tokyo」は、南青山のメインストリートに位置する。約7,000㎡にもおよぶ広大な空間に、ラウンジ、バー、レストラン、ウェルネススタジオ、ルーフトッププールを備えた4つのフロアが広がる。加えて、宿泊できるベッドルームも用意されている。
英国スタイルの料理を提供するレストラン
ウェルネススタジオでは、様々なプログラムが用意されている。
ベッドルームは全42室。ミニマルに設えた客室から、キッチンやリビング、バルコニーを備えたゆとりあるスイートまで揃う。ウェルネススタジオは、ピラティスやヨガ、ローインパクトHIITなどマットベースのプラクティスにフォーカスしたゾーンと、リフォーマーピラティスを中心に、カーディオトランプやジャンプボードを取り入れたダイナミックなセッションを行うゾーンの、2つの空間で構成。“ハウスキッチン”と呼ばれるレストランでは、日本の旬の食材を取り入れた英国料理をシェアスタイルで楽しむ、洗練されたダイニング体験を提供する。
館内のインテリアは、ヴィンテージ家具が並ぶ「Soho House」らしい空間に、日本のクラフツマンシップへのオマージュを随所に散りばめた。例えば、畳をイメージした天井や、多治見タイルや和紙を使った壁、アップサイクル着物を用いたファブリックなど、日本各地で集めてきた素材が空間に奥行きをもたらす。
壁に飾られたアートは、日本にルーツを持つ、あるいは日本で活動・研鑽を積んだ40名以上のアーティストの作品を揃え、国内外で活動するアーティストの多様な表現が交差し、日本の現代アートの広がりを映し出す。
館内には、40名以上のローカルアーティストの作品を揃える。
「東京は、クリエイティブでエネルギーに溢れ、そして文化的な深みのある都市であり、まさにその魅力を『Soho House Tokyo』で表現したいと考えています。『Soho House』は常に、都市の文化を形づくる人々を集め、繋げることを使命にしてきました。東京のアート、音楽、ファッション、食、テクノロジーと領域を超え、またローカルとグローバル、伝統と革新という多彩なコミュニティを一つの屋根の下で結びつけることができる、素晴らしい機会だと考えています」と、「Soho House」CEO アンドリュー・カーニーは語る。
オープンを記念して開かれた「Onitsuka Tiger」とのコラボレーションイベント。スタッフが着るデニムのユニフォームは同ブランドが制作。
Soho House Tokyo
東京都港区南青山三丁目8番35
https://www.sohohouse.com/

