英国のラグジュアリー・クルーズライン「キュナード」が「クイーン・エリザベス」による初のカリブ海シーズンを開始

2025/10/31 文・西村佳芳子

クイーン・エリザベスは、エレガントなアール・デコ様式を現代風にデザインしたインテリアで、伝統を継承しつつも新時代の船として人気。

1840年の創業以来、長きにわたり業界を牽引してきた英国のラグジュアリー・クルーズライン「キュナード」。大西洋横断と世界一周クルーズのパイオニアとしても知られている。洗練された食事と選び抜かれたエンターテイメント、クルーズ黄金時代から語り継がれる「ホワイトスター・サービス」で、特別な旅を提供してきた。

185周年を迎えるアニバーサリーイヤーに実施するのは、歴史上初めてのカリブ海クルーズ。「クイーン・エリザベス」は、2026年4月までの間9泊から21泊までの多彩な航路を展開する。10月16日にはマイアミへの初寄港を終え、11月4日にはメキシコのコスメル島、11月23日にはホンジュラスのロアタン島への初寄港を予定。カリブ海に浮かぶ、個性豊かな島々の文化や自然を、優雅な船上からじっくりと体験できる。


サンセットやパーティーとともに堪能する、カリブ海の美食体験

フードシーンには、カリブ沿岸のエッセンスを大胆なスパイス使いとモダンな完成で再構築した新テーマレストラン「カリべ」が登場。評論家にも人気の「ウィスパリング・エンジェル ワイン」を楽しめるハッピーアワーも実施される。


華々しい受賞歴のミュージカルや伝説的な音楽のリスニングラウンジも

洋上のエンターテインメントは、地上とはひと味違う輝き。ステージでは、ローレンス・オリヴィエ賞とトニー賞を受賞したミュージカル「カム・フロム・アウェイ」の史上初の洋上公演や、世界のトップパフォーマーが出演する特別ステージが予定されている。さらに、人気ラウンジ「コモドアー・クラブ」は、期間限定で“アビーロード・リスニングラウンジ”に。伝説的な録音作品や映画音楽をBGMに、極上のカクテルがいただける。


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