「バターのいとこ」から、クラフトを極めた「レーズンバターサンド」が誕生。

2025/10/10 文・西村佳芳子

「レーズンバターサンド」

“ふわっ・シャリッ・とろっ”というおいしさに加え、さまざまな社会課題に取り組む姿勢も注目される「バターのいとこ」。2018年の登場以来人気を集め、今や栃木県の銘菓として定番になったが、2025年10月1日(水)に新たなクラフトスイーツ「レーズンバターサンド」がリリースされた。

 「レーズンバターサンド」は、スキムミルクで仕立てるふわふわのクリームに芳醇なラムレーズンを合わせ、“サクほろ”食感のクッキーでサンド。レーズンを一粒ずつ並べるなど、すべての工程を手作業で行う究極のクラフト菓子だ。


牛たちの恵みを最大限活用する、おいしくてサステナブルなスイーツ。

手焼きのクッキーにクリームを手絞り

そもそもスキムミルクとは? 生乳から取れるバターの割合はたったの4%。残りの90%以上は無脂肪乳、つまりスキムミルクとして長らく持て余されてきた。このスキムミルクを有効活用し、主役に押し上げたのが「バターのいとこ」だった。サステナブルな取り組みから、新たな名品が生まれたのだ。

「レーズンバターサンド」では、スキムミルクのすっきりとした味わいを生かしたバタークリームを考案。ラムレーズンの豊かな香りと共に、口の中に広がっていく。


ミルクとレーズンをイメージした、印象的なパッケージ。

「レーズンバターサンド」パッケージ

「バターのいとこ」は「2021年度グッドデザイン賞」も受賞し、パッケージデザインでも高く評価されてきた。「レーズンバターサンド」では、ミルククリームとレーズンの優しい色合いを使用。手書きの文字とイラストで、クラフト感も伝えている。ミルクを纏ったレーズンをイメージした加工にも、ご注目。

「バターのいとこ」は、無脂肪乳から作ったミルク感たっぷり のジャムを、バターが香り立つゴーフレット生地でサンドしたもの。

箱に書かれた「90」「04」「06」という数字は、生乳からバターを作る際に生まれるスキムミルクの割合が90% 、バターが4%、バターミルクが6%であることを表している。


地元の人も、作る人も、買う人も“三方よし”。ソーシャルグッドなサイクルづくり。

株式会社GOOD NEWSの取り組み

商品開発を手掛ける株式会社GOOD NEWSでは、地元那須に自社工場を建て、雇用も創出。小規模酪農家や地元の就労支援にもつながっていることを思うと、このおいしい体験がより深まる。


「バターのいとこ」レーズンバターサンド

レーズンバターサンド4個入り1,296円(税込)

2025年10月1日(水)より全国の「バターのいとこ」各店舗にて順次発売開始  

※一部店舗(梅田阪急店・東京大丸店)を除く

https://butternoitoko.com/

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