秋の行楽シーズン到来!包装紙やデザインが目を惹く、喜ばれること間違いなしの京都土産3選。
2025/11/02 文・Meadow編集部/sumire.
スイーツや旅好きなら、一度は目にしたことがある人も多いはず。Instagramで季節のスイーツや旅のワンシーンを美しく切り取るsumire.(@sumire.sakurasky)さん。繊細な感性と世界観で多くのファンを魅了する sumire.さんが、日常の中で“ときめき”を感じたスイーツやおでかけスポットをご紹介。
すっかり秋も深まり旅に出かける方も多いのではないでしょうか。中でも秋の京都は人気の旅先。紅葉に染まった寺院や、人気の観光スポットを巡り、旅の締めくくりはお土産選び。京都には人気の定番土産がありますが、今回は、包装紙やデザインが特徴的な京都土産をご紹介したいと思います。
■大極殿本舗「春庭良」
京都の老舗和菓子店「大極殿本舗(だいごくでんほんぽ)」。明治時代に京都にカステラを広めた店と言われています。「春庭良(カステイラ)」は、100年以上経つ今でも看板商品であり続ける人気商品。卵をたっぷり使った生地に、ザラメの食感がジャリジャリと残る懐かしさを感じるカステラ。ハーフサイズは5切れ入りで、お土産としても程よい大きさなのが嬉しい。
そして、一目惚れした包装紙。茶色の掛け紐とのバランスも含めてとても美しい。レトロでハイカラな包装紙は大正時代にデザインされた図案を復刻したもので、カステラの言われや効能なども記載されていて読んでも楽しめる包装紙です。
大極殿本舗 六角店
住所:京都府京都市中京区堀之上町120
営業時間:9:30〜18:00
定休日:水曜
(定休日、営業時間は変更の可能性有り)
https://www.instagram.com/daigokuden.honpo/
■京セラ美術館 ENFUSE「ドリップコーヒー」
京都市京セラ美術館改修時に作られた、美術館内にあるカフェ「ENFUSE(エンフューズ)」。岡崎公園を見渡せる大きなガラス張りの店内は、建物やアートの鑑賞の前後でくつろげる場所です。店内のみならず、美術館の敷地内や岡崎エリアにお弁当やドリンクを持ち出して楽しめるピクニックなどのプランもあります。丁寧に焙煎された豆で淹れるコーヒーは特に人気で、その味を家に帰っても楽しめるのがドリップパックコーヒーです。
そして何より、このパッケージのデザインに注目したい。公立美術館建築として最古と呼ばれる建物の写真がデザインされていて、美術館の来館記念としても、京都のお土産としても印象に残るものになると思います。
京セラ美術館 ENFUSE
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
営業時間:10:00〜18:00
休館日:月曜(祝日の場合は開館)年末年始(12月28日〜1月2日)
https://www.instagram.com/enfuse_kyoto/
■原了閣「ポチ豆」
創業元禄16年という長い歴史を持つ、京都祇園に本店を構える香煎(こうせん)、薬味の専門店「原了閣」。香煎とは、漢方薬の原料と赤穂の焼塩でできた御香煎(おこうせん)を、お湯に振り入れ、香りを楽しむ飲み物です。個人的には、香煎よりも薬味のお店という印象が強く、香りにこだわりのある店ならでは、香りの良い山椒や七味が手放せません。そんなおすすめの薬味を、少しずつ楽しめるのが「ポチ豆」。使い切りの分包タイプが5袋入っています。
このパッケージはカジュアルでいて可愛らしく、老舗でありながら老若男女問わず、ちょっとしたお土産、お裾分けとしてとても使いやすいです。いろいろな種類を用意しておいて、選んでもらったり、余白にメッセージを添えたり。重くなりすぎず、喜んでもらえるおすすめのお土産です。京都駅で購入できるのも嬉しい。
原了閣 本店
住所:京都市東山区祇園町北側267
営業時間:10:00〜18:00
定休日:1月1日・2日
https://shop.hararyoukaku.co.jp

