大浴場を大胆リノベーション!全室オーシャンビューの温泉宿「伊豆リトリート 熱川粋光」
2026/02/23 文・Meadow編集部
静岡県東伊豆、相模灘を望む高台に佇む温泉宿「伊豆リトリート 熱川粋光」。昨秋、コンセプトを「ノスタルジック・ラグジュアリー」へと刷新し、昭和の温泉街の面影を残しながらも、現代的な快適性を備えた宿として生まれ変わった。
24室あった客室は、ゆとりを持たせるため16室へと再構成。すべての客室がオーシャンビューで源泉かけ流しの露天風呂を備える。観光地を巡る旅ではなく、滞在そのものを目的とする温泉リトリートを提案する。
海と湯を独占する、露天風呂付き客室
なかでも象徴的なのは、かつての共用大浴場を改装したスイートルーム。約200㎡を誇る空間には、当時の開放感を受け継ぐ約20㎡の専用露天風呂を設け、海を眺めながら湯浴みを楽しめる。
さらに、プライベートサウナ付きの特別室や、露天風呂・テラス・カラオケを備えた客室なども用意され、旅の目的に合わせた多様な滞在スタイルに対応する。
伊豆の風土を味わうダイニング「汐と杯」
館内レストラン「汐と杯」では、伊豆の海の幸を中心とした和食を提供。金目鯛、伊勢海老、黒むつなどの地元食材を使い、郷土料理の技を活かしたメニューを展開する。ワインや地酒とのペアリングも充実し、朝食には地元野菜や発酵食材を取り入れた和朝食を用意する。
相模灘を望むカウンター席や半個室も備え、陽光のもと、あるいは波の音を背景に、ゆったりと食事を楽しむことができる。
昭和の記憶を映す共用空間
館内は、昭和期の温泉文化が色濃く残る古き良き時代の面影を大切にしながら、現代の滞在体験として再編集。旧館の素材はアートとして再配置され、熱川の最盛期に流れていたレコードコレクションや当時を思わせるポスターが空間に彩りを添える。
ラウンジバー「汐待ち」では、相模灘を望む景色とともに、ソムリエが厳選したワインや地元静岡の茶葉を使ったオリジナルカクテルを提供。ゲームルーム「浪間」には、スマートボールや昔ながらのアナログゲームを用意。子供の頃夢中になったあの瞬間を思い出しながら、世代を越えて語らうひとときも。
「滞在」そのものを楽しむ温泉リトリート
「伊豆リトリート 熱川粋光」のリニューアルは、単なる改装ではなく、昭和期の観光文化を背景に熱川温泉の歴史や文化を、現在の滞在スタイルに合わせて再構築する試みだ。湯、海、食、空間が一体となり、心身を整える滞在を提案している。
昭和の面影と現代の心地よさを併せ持つこの宿は、海辺で静かに過ごしたい旅人にとって、新たな温泉リトリートの選択肢となる一軒だ。
伊豆リトリート 熱川粋光 by 温故知新
静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1271-2
https://suiko.by-onko-chishin.com/

